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し と り じ ん じ ゃ

御祭神gosaijin

倭文神社は四柱の御祭神をご奉斎しています。

建葉槌命たけはづちのみこと(天羽槌雄命、倭文神)

御利益:織物業守護、産業開発、安産、商売繁盛

大己貴命おおなむちのみこと(大國主命、八千矛神、大物主命)

御利益:国内平定、農業保護、医薬、縁結び、病気平癒、温泉、学業、商売繁盛、家内安全

經津主命ふつぬしのみこと(千葉県・香取神宮鎮座)

御利益:武道、競技、合格出世、開運招福、災難除け、延命長寿、殖産興業、交通安全、縁結び、安産、大漁

 

武甕槌命たけみかづちのみこと(茨城県・鹿島神宮鎮座)

御利益:武道、競技、政治、芸能、五穀豊穣、厄除け、殖産興業、航海の神、地震を鎮める神


◎建葉槌命

建葉槌命

全国の倭文神社御祭神。織物の神様で、綿が使われ始めた450年程前は、麻と絹織物だった。麻は庶民、絹は上流階級だが、それを混ぜて織ったのが「倭文織り(しづおり)」という指摘がある。日本書紀に「カカセオ(天香香背男)」という神が登場する。葦原中津国平定に最後まで抵抗した「まつろわぬ(従わない)星神」で、当神社御祭神のフツヌシ(經津主神)、タケミカヅチ(武甕槌神)でも打ち破れず、「タケハヅチ(倭文神建葉槌命)」が征服して、この神を封じたとある。また、天羽槌雄神(あめのはづちおのかみ)として、天の岩戸の玉串に飾る布を織った神であり、この布は楮(こうぞ)や麻から作った「倭文(しづ)の綾織」とある。


◎大己貴命

大己貴命

大國主命のこと。出雲大社に御鎮座。オオナムチをはじめ、ヤチホコ、オオモノヌシ、ウツシクニタマ、アシハラシコオなど、多くの別名を持つ。出雲神話の主神スサノオノミコトの六世の子孫で、アメノフユキヌノミコトとサクワカヒメノミコトの子。
神々の里出雲で、大国主命の異母兄弟・八十神(やそがみ)達が、因幡の国の八上の郷(現、鳥取市河原町・当神社より少し南部)に、美しい姫がいると聞きこの姫を娶ろうと考えた。八十神達は、弟の大国主命に大きな袋に入れた贈り物を持たせると、弟に先立って因幡の国へ向かった。途中の海岸で鰐(わに・サメのこと)に皮を剥がれて苦しんでいた白兎がいたが、八十神達は、わざと誤った治し方を教えて笑いものにした。遅れて着いた大国主命は苦しんでいた兎に正しい治し方を教えて助けた。その兎神は、「八上姫と結ばれるのはあなたです」と予言し、八上姫は、八十神達の求婚を悉く断り、大国主命に「私の慕うお方はあなたです」と告げて結婚した。
この二人のロマンスにちなんだ地名が鳥取市には今も残っている。例えば、大国主命が贈り物を詰めた袋を捨てた千代川の河原が「袋河原」。当社家の兼務神社「荒御崎神社」のある地名は、「布袋」。そして、恋文を書いたところが当神社「倭文神社」。また、当社家の兼務神社「真幡木神社」のある「円通寺」という地名は、二人が縁を通じた「縁通路」に由来する。


◎經津主命

經津主命

千葉県・香取神宮鎮座の御祭神。日本書紀の神産みの第六の一書で、イザナギノミコトが火の神カグツチを十握剣で斬った時、滴る血が固まって天の安河のほとりの岩群となって生まれた刀剣の神。葦原中国平定の際に際し、最後の使者としてタケミカヅチノミコトと共に派遣され、オオクニヌシノミコトに国譲りの交渉をした。神名「フツ」は刀剣でものがよく切れる様子を表している。 「古事記伝」ではタケミカヅチノミコトと同一の神としているが、別の神格である説が現在有力である。


◎武甕槌命

ゲストルーム

茨城県・鹿島神宮鎮座の御祭神。天孫とともに降臨した中臣氏、藤原氏の氏神。經津主命と同様に、イザナギノミコトがカグツチの首を切ったときに刀についた血が岩石にほとばしって生まれたとされている刀剣の神格化された神様。葦原中津国平定に際して、フツヌシノミコトとともに三番目の使者としてアマテラスオオミカミからアメノトリフネを添えて派遣され、波の上に逆に刺して立てた剣の切尖の上にあぐらをかいてオオクニヌシノミコトに国譲りを迫った。大国主命の息子の一人タケミナカタノミコトが力比べを挑むと、手を剣の刃に変えて見せた上で、逃げるタケミナカタノミコトを諏訪まで追って降参させ、それにより葦原中津国平定が完成したといわれる。神武天皇東征に際しては、自分の身代わりとして霊剣フツノミタマを降して神武天皇を助けた。


当神社の御祭神様にお祈りを捧げてみてください。 きっと願いが通じることと思います。


御扉

information神社情報

倭文神社

〒680-1151
鳥取県鳥取市倭文548-1
FAX.0857-28-8343
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