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鳥取県鳥取市河原町布袋に鎮座する「あらみさき」神社です

〒680-1202 鳥取県鳥取市河原町布袋237

御祭神kamisama

御祭神一柱

素盞鳴命(スサノオノミコト)

御扉

天照大神の弟、三貴子の一人、荒ぶる神

○黄泉国から戻ったイザナギが、日向の橘の小門で禊ぎをしたとき、左の目からアマテラス、右の目からツクヨミが生まれ、続いて最後に鼻を洗ったときに生まれた神がスサノオで、三貴子の第三子。
 イザナギから海原の統治を命じられるが、母イザナミのいる根の国に行きたがって哭き続け、下界を混乱させたために怒ったイザナギに追放される。アマテラスのもとにいくと、高天原を奪い取りに来たかと疑われ、心身の潔白を証明するために、アマテラスと天安河を挟み誓約(うけひ)による子生みをして、三女神の父親となる。
 その後、スサノオは、高天原でひどい乱暴を働き、そのためアマテラスは岩屋に隠れてしまい、世界中が暗黒になるが、天つ神たちの祭りによりアマテラスが招き出されるとスサノオは高天原から追放される。
 地上に降りたスサノオは、出雲の肥の河の川上で八俣大蛇(やまたのおろち)を退治して草薙の剣を得て、アマテラスに献上し、出雲の須賀に宮を建て、「あが御心すがすがし」といって鎮座した。八俣大蛇から救ったクシナダヒメと結婚し、その子孫にオオクニヌシが生まれる。
 オオクニヌシの神話の中でスサノオは根の国の主神として登場し、そこにやって来て娘スセリビメの夫となったオオクニヌシに数々の試練を課すが、スセリビメに助けられつつそれらを果たしたオオクニヌシがスセリビメを背負い地上に脱出した時には、ヨモツヒラサカまで追いかけてきて、そこから逃げていくオオクニヌシに大声で祝福の言葉をかけた。

○農業神、山の神、海の神の祖神、防災除疫神、学問、縁結び、商売繁盛、国土安全


天照大御神と兄弟神となる三貴子の中で、最高神である天照大御神をも困らせるほどのすさまじい力を持つ素盞鳴命。人間の力など到底及ばぬ自然界の荒々しさの象徴として、畏怖の念と崇敬の心を抱かせる御祭神様である。


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荒御崎神社

〒680-1202
鳥取県鳥取市河原町布袋237