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鳥取県鳥取市下砂見に鎮座する「すぎもり」神社です

〒680-1145 鳥取県鳥取市下砂見530

御祭神kamisama

御祭神二柱

御扉

天布刀玉命(アメノフトダマノミコト)

占いを執り行い神霊を祀る神。忌部氏(後の斎部氏)の祖。

○天照大御神が天岩屋戸にお隠れの際に、八百万(やおよろず)の神が再出現を願って長鳴鳥(ながなきどり)を集めて鳴かせたり、鏡や玉を作らせて天児屋命(アメノコヤネノミコト)と布刀玉命に占いをさせたりした。榊(さかき)に玉・鏡・幣(ぬさ)を付けて御幣(ごへい)として、布刀玉命が捧持(ほうじ)し、天児屋命が祝詞を奏上した。この二神が光り輝く鏡を天照大御神に見せたところ、いよいよあやしく思って外をうかがったとき、天手力男神(アメノタヂカラオノカミ)が天照大御神の手を取って引き出し、布刀玉命が注連縄(しめなわ)を引き渡して再び天岩屋戸へ戻れないようにした。こうして明るい世界がよみがえった。
布刀玉命は、ここでは御幣を捧持し、注連縄を張る役の神として登場する。天孫降臨(てんそんこうりん)の段においては、天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命(アメニキシクニニキシアマツヒコヒコホノニニギノミコト)の五伴緒(いつとものお)として天降る布刀玉命は、「忌部首等祖(いんべおびとのおや)」と記されている。

○天児屋命とともに、祭祀を司る神。占いの神、神事の神。 

○開拓の神、産業開発守護、殖産興業、技術向上、災難厄除け、交通安全、縁結び
 


別雷命(ワケイカヅチノミコト)

加茂(鴨)別雷命。上賀茂神社のご祭神。雷神。

○「ワケ」は分けるの意味であり、「雷を別けるほどの力を持つ神」であり、「加茂之本地」では「阿遅?高日子根神」と同一視されている。
○記紀神話には登場しないが、「山城国風土記」逸文には、加茂角身命の娘の玉依姫が、石川の瀬見の小川(鴨川)で遊んでいたところ、川上から丹塗矢が流れてきた。それを持ち帰って寝床の近くに置いたところ、玉依姫は懐妊し、男の子が生まれた。これが加茂別雷命で、丹塗矢の正体は乙訓神社の火雷神であったという。
○祈雨(雨乞い)、止雨(治水)、農業産業開発の守護、開運



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杉森神社

〒680-1154
鳥取県鳥取市下砂見530