本文へスキップ

鳥取県鳥取市円通寺に鎮座する「まはたぎ」神社です

〒680-1144 鳥取県鳥取市円通寺1043-3

御由緒history

御由緒

案内

勧請年代は不明だが古くから産土神真幡木大明神と称して崇敬されてきた。明治元年8月に境内鎮座の八幡大神宮(祭神・譽田別命)と荒神社(祭神・素盞鳴命)、また、同村字荒神谷に鎮座の山ノ神社(祭神・大山祗命)と同村字椎木谷に鎮座の佐羅谷瀧神社(祭神・速佐須良姫命)の四柱を合祀して、真幡木神社と称する。
明治5年3月に村社に列格され、同40年4月27日神饌幣帛料供進神社に指定される。境内摂社に稲荷社(祭神・宇加之御魂神)を祀る。
例祭前夜祭に、麒麟獅子舞と樽神輿(子供神輿)を奉納する。


真幡木神社のある円通寺という地名は、江戸期には「縁通路」とも書き、大己貴命(大国主命)が八上姫と結ばれたという故事に由来するという(因幡誌)。
真幡木神社に共に合祀されている素戔嗚尊とその娘である速佐須良姫命(須勢理毘売命)は、大己貴命が兄弟神の八十神たちから命を狙われて素盞鳴尊のいる堅州の国(地底の国)に逃げた時、須勢理毘売命と良い仲となり、素戔嗚尊のあらゆる試練を二人で乗り越えて結ばれた。そのため既に妻であった八上姫は、須勢理毘売命に遠慮して故郷に帰って行ったという神話がある。
なんとも複雑で奇妙な「縁」であろう。


information

真幡木神社

〒680-1144
鳥取県鳥取市円通寺1043-3