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鳥取県鳥取市円通寺に鎮座する「まはたぎ」神社です

〒680-1144 鳥取県鳥取市円通寺1043-3

御祭神kamisama

御祭神五柱

御扉

別雷命(ワケイカヅチノミコト)

加茂(鴨)別雷命。上賀茂神社のご祭神。雷神。

○「ワケ」は分けるの意味であり、「雷を別けるほどの力を持つ神」であり、「加茂之本地」では「阿遅?高日子根神」と同一視されている。
○記紀神話には登場しないが、「山城国風土記」逸文には、加茂角身命の娘の玉依姫が、石川の瀬見の小川(鴨川)で遊んでいたところ、川上から丹塗矢が流れてきた。それを持ち帰って寝床の近くに置いたところ、玉依姫は懐妊し、男の子が生まれた。これが加茂別雷命で、丹塗矢の正体は乙訓神社の火雷神であったという。
○祈雨(雨乞い)、止雨(治水)、農業産業開発の守護、開運


素盞鳴命(スサノオノミコト

天照大神の弟、三貴子の一人、荒ぶる神
○黄泉国から戻ったイザナギが、日向の橘の小門で禊ぎをしたとき、左の目からアマテラス、右の目からツクヨミが生まれ、続いて最後に鼻を洗ったときに生まれた神がスサノオで、三貴子の第三子。
 イザナギから海原の統治を命じられるが、母イザナミのいる根の国に行きたがって哭き続け、下界を混乱させたために怒ったイザナギに追放される。アマテラスのもとにいくと、高天原を奪い取りに来たかと疑われ、心身の潔白を証明するために、アマテラスと天安河を挟み誓約(うけひ)による子生みをして、三女神の父親となる。
 その後、スサノオは、高天原でひどい乱暴を働き、そのためアマテラスは岩屋に隠れてしまい、世界中が暗黒になるが、天つ神たちの祭りによりアマテラスが招き出されるとスサノオは高天原から追放される。
 地上に降りたスサノオは、出雲の肥の河の川上で八俣大蛇(やまたのおろち)を退治して草薙の剣を得て、アマテラスに献上し、出雲の須賀に宮を建て、「あが御心すがすがし」といって鎮座した。八俣大蛇から救ったクシナダヒメと結婚し、その子孫にオオクニヌシが生まれる。
 オオクニヌシの神話の中でスサノオは根の国の主神として登場し、そこにやって来て娘スセリビメの夫となったオオクニヌシに数々の試練を課すが、スセリビメに助けられつつそれらを果たしたオオクニヌシがスセリビメを背負い地上に脱出した時には、ヨモツヒラサカまで追いかけてきて、そこから逃げていくオオクニヌシに大声で祝福の言葉をかけた。

○農業神、山の神、海の神の祖神、防災除疫神、学問、縁結び、商売繁盛、国土安全


 

大山祗命(オオヤマツミノミコト)

伊邪那岐神・伊邪那美神の神生みの時に生まれた山の神の総元締め
○国家安泰、家内安全、商売繁盛、寿命長久、縁結び、厄除け、雨乞い、農林水産業守護

 

速佐須良姫命(ハヤサスラヒメノミコト)

素戔嗚尊の娘の須勢理毘売命(スセリビメノミコト)と同一神
○根の国、底の国で罪穢れを流失させる女神。
○速く鎮痛させる神(痛みを擦ると痛みを失わせる意)。

譽田別命(ホンダワケノミコト)

第15代応神天皇のこと。(八幡さま。生前は譽田別命で、応神は送り名)

○全国の八幡宮のご祭神。八幡信仰(八幡神、八幡大菩薩と呼ばれて文武両道の神の神威)。天神様に次いで、全国2番目に多い神社のご祭神。八幡信仰の総本山は、宇佐神宮(大分県宇佐市)

○仲哀天皇と神功皇后の第四皇子。母の神功皇后の胎内にあったときから、皇位に就くこととなったため、「胎中天皇」とも称される。八幡宮の多くは、后神の比売神(宗像三女神)と母神の神功皇后が一緒に祀られていることが多く「三座一体」という。

○ご神徳は、悪霊防除という基本的な霊力に基づく、厄除け、病気平癒、家運隆昌、成功勝利、国家安泰、殖産興業、交通安全のほか、縁結び、子宝、安産、子育て守護、教育があり、「三座一体」に由来する。

○治世は、学問的にも日本の歴史時代の始まりとされる。百済から帰化人を受け入れ、中国の文芸や工芸を積極的に導入し、「わが国文化の基礎を築いた」という功績がある。


information

真幡木神社

〒680-1144
鳥取県鳥取市円通寺1043-3