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鳥取県鳥取市上砂見に鎮座する「おおわさみのみこと」神社です

〒680-1156 鳥取県鳥取市上砂見674

御祭神kamisama

御祭神十七柱

御扉

国土形成から、皇室の祖である初代・神武天皇誕生までのあらゆる神様がご奉斎され、神代の物語を身近に感じられます。

國之常立神(クニノトコタチノカミ)

天地創成神代七代の第一代
○天地開闢の最初に出現の神
○国土形成の神
○国土を永遠に安定させる神

豊雲野神(トヨグモヌノカミ)

神代七代の神第二代
○漂ったものを次第に固めた神
○雲のように形の定まらぬ原初の状態を神格化した始源神


宇比地邇神(ウヒヂニノカミ)

神代七代の神第三代の男神
○大地を泥の形にした神
○女神スヒヂニノカミの対遇神


須比地邇神(スヒヂニノカミ)

神代七代の神第三代の女神
○大地を砂の形にした神
○男神ウヒヂニノカミの対遇神・妹


角杙神(ツノグイノカミ)

神代七代の神第四代の男神
○生物の形(神の形)を生成する神
○女神イキグイノカミの対遇神
○角に象徴される成長力を神格化された神


活杙神(イキグイノカミ)

神代七代の神第四代の女神
○生物を育てる神
○男神ツノグイノカミの対遇神・妹
○生き生きとした成長力を表す神


意富斗能地神(オオトノヂノカミ)

神代七代の神第五代の男神
○大地を完全に凝固させた神
○女神オオトノベノカミの対遇神
○雄大な男性器の神格化された神


大斗乃辨神(オオトノベノカミ)

神代七代の第五代の女性神
○大地を完全に凝固させた神
○男神オオトノヂノカミの対遇神
○偉大な女性器の神格化された神


淤母陀琉神(オモダルノカミ)

神代七代の第六代の男神
○大地を整えた神(満足の神)
○女神アヤカシコネノカミの対遇神
○オモダルは容貌の美しさを讃えた言葉で、男性から女性への求愛の誘いを神格化した神


阿夜訶志古泥神(アヤカシコネノカミ)

神代七代の第六代の女神
○大地を整えた神(満足の神)
○男神オモダルノカミの対遇神
○女陰の生産豊穣の力を表す女神で、イザナギとイザナミの母神


伊邪那岐神(イザナギノカミ)

神代七代の第七代(夫)
○大八島造成の神、神々を生んだ神
○別天つ神たちからイザナミとともに国土の修理固成を命じられた。イザナギとイザナミの二神は、まず天の浮橋に立って矛で海を撹拌して引き上げると、矛の先端から滴った塩水が積り固まって最初の陸地・オノゴロ島ができる。
二神はその上に降り、天の御柱をめぐり結婚し、最初はヒルコを生んで子生みに失敗するが、天神の指示を仰ぎ結婚のやり直しをして十四の島々と三十五の神々をイザナギから誕生させた。
 誕生がイザナギの死の原因となった火神カグツチを斬ったのち、妻を連れ戻そうと黄泉の国へ赴くが、イザナミの忠告を聞かずに腐乱した彼女の姿を見てしまい、恐気を震って、ヨモツシコメに追われながら、地上との境のヨモツヒラサカを石で塞いで逃げ返った。そのあとで穢れを祓うために禊ぎをして多くの神々を生み、最後に生んだアマテラス、ツクヨミ、スサノオの三貴子にそれぞれ高天原、夜の食国、海原の統治を委任する。しかし、母を慕っていつまでも哭き続け命令に従わないスサノオを怒って追放してしまう。


伊邪那美神(イザナミノカミ)

神代七代の第七代(妻)
○大八島造成の神、神々を生んだ神、大地母神の性質を持つ
○火の神カグツチを生んだために火傷して死ぬが、瀕死の状態で苦しみながら、吐瀉物や大小便から、金属、粘土、水、穀物などの神を生成させた。黄泉の国に追ってきたイザナギが頼みを聞かずに死体を覗き見て逃げ返ったことに怒り、ヨモツヒラサカまで追っていき、そこで「現世の人間を一日に千人くびり殺す」と宣言し、イザナギは「それならば、一日に一千五百人生まれさせる」と答え、それによって、人間に生死の運命が定まり、イザナミは黄泉国(死後の世界)を司る黄泉津大神(よもつおおかみ)となった。


天照大御神(アマテラスオオミカミ)

伊勢内宮・皇大神宮に鎮座
○伊邪那岐神と伊邪那美神の子
○日本の総氏神、皇室の祖先、太陽の女神
○自然神「日神」、崇拝=農作業(ニニギノミコトに稲穂を授ける)
○衣食住の神、開運・勝ち運の神
○黄泉国から戻ったイザナギが、禊ぎをしたときに生まれた三貴子の長姉にあたる太陽の女神で、父神が左の目を洗ったときに生まれた。つづいて右の目からツクヨミ、鼻からスサノオが生まれた。
 誕生後、すぐに父神の命令に従い、高天原の統治者となり、そこに上ってきたスサノオと誓約(うけい)により互いの持ち物から子を生みだしあって、処女のまま皇室の祖神のオシホミミら五柱の男神の母神となった。
 その後、スサノオがした乱暴に耐えかねて天の岩戸に隠れ、そのため高天原も葦原中津国も暗黒と化してしまう。だか、神々が天の岩屋戸の前で祭りを行い、その最中にアメノウズメが踊りながら乳房と陰部を剥き出したのを見て、神々が大笑いをすると、その騒ぎにつられたアマテラスが岩屋戸を少し開いて身をのり出したところ、タヂカラオによって外に引き出され、世界は再び光を取り戻した。
 その後オシホミミの子の天孫ニニギに、「豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)」の支配の勅命を下し、三種の神器を授けるとともに地上に降臨させて、皇室の祖母神と仰がれる。


天之忍穂耳神(アメノオシホミミノカミ)

天照大神の子、天孫・瓊々杵命の父
○農業工業守護、家門繁栄、商売繁盛、入学就職結婚、病気平癒、諸難排除


瓊々杵命(ニニギノミコト)

天照大御神の孫、天野忍穂耳神の子、日向の高千穂に降臨
○正式名称は「天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命(アメニキシクニニキシアマツヒコヒコホノニニギノミコト)」
○五穀豊穣、畜産守護、家内安全、安産、航空海上交通安全、大漁、厄除け


彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト)

瓊々杵命の第三子・山幸彦(海幸彦と兄弟)
○正式名称は「天津日高日子穂穂手見命(アマツヒコヒコホホデミノミコト)」
○火の中から生まれ、火を弱める神。穂をたくさん実らせる神
○山幸彦として兄の海幸彦(ホデリノミコト)と争い、海神に助けられて勝利する。妻に娶った海神ワタツミの娘トヨタマビメから神武天皇の父となるウガヤフキアエズノミコトが生まれた。
○農業漁業畜産業守護、商売繁盛、開運厄除け、航海安全、縁結び、安産

鵜賀屋葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)

鵜戸神宮鎮座、瓊々杵命の孫、初代・神武天皇の父
○海神・大綿津見神の娘・玉依琵売命と結婚し、第四子として生まれた神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと)が、初代・神武天皇である。
○縁結び、安産、子育て、漁業、航海守護

ここまでが、大和佐美命十七柱です。



合祀・御祭神二柱

神社に合祀されている御祭神様です。

 

素盞鳴命(スサノオノミコト)

天照大神の弟、三貴子の一人、荒ぶる神
○黄泉国から戻ったイザナギが、日向の橘の小門で禊ぎをしたとき、左の目からアマテラス、右の目からツクヨミが生まれ、続いて最後に鼻を洗ったときに生まれた三貴子の第三子。
 イザナギから海原の統治を命じられるが、母イザナミのいる根の国に行きたがって哭き続け、下界を混乱させたために怒ったイザナギに追放される。アマテラスのもとにいくと、高天原を奪い取りに来たかと疑われ、心身の潔白を証明するために、アマテラスと天安河を挟み誓約(うけひ)による子生みをして、三女神の父親となる。
 その後、スサノオは、高天原でひどい乱暴を働き、そのためアマテラスは岩屋に隠れてしまい、世界中が暗黒になるが、天つ神たちの祭りによりアマテラスが招き出されるとスサノオは高天原から追放される。
 地上に降りたスサノオは、出雲の肥の河の川上で八俣大蛇(やまたのおろち)を退治して草薙の剣を得て、アマテラスに献上し、出雲の須賀に宮を建て、「あが御心すがすがし」といって鎮座した。八俣大蛇から救ったクシナダヒメと結婚し、その子孫にオオクニヌシが生まれる。
 オオクニヌシの神話の中でスサノオは根の国の主神として登場し、そこにやって来て娘スセリビメの夫となったオオクニヌシに数々の試練を課すが、スセリビメに助けられつつそれらを果たしたオオクニヌシがスセリビメを背負い地上に脱出した時には、ヨモツヒラサカまで追いかけてきて、そこから逃げていくオオクニヌシに大声で祝福の言葉をかけた。
○農業神、山の神、海の神の祖神、防災除疫神、学問、縁結び、商売繁盛、国土安全

大山祗命(オオヤマツミノミコト)

伊邪那岐神・伊邪那美神の神生みの時に生まれた山の神の総元締め
○国家安泰、家内安全、商売繁盛、寿命長久、縁結び、厄除け、雨乞い、農林水産業守護


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大和佐美命神社

〒680-1156
鳥取県鳥取市上砂見674